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Sustainability
サスティナビリティ

山形ミートランドグループは「山形の食を、想いを、心を届ける。」という理念のもと、自然や人に感謝して、豊かな食の価値を創造し、世界中の人々の生活と文化に貢献する企業を目指します。畜産分野において温室効果ガス排出削減は大きな課題であり、肥育、加工、小売・食品サービスの各部門で、「川上から川下まで」関連事項に取り組むことで持続可能な社会の実現に向けて取り組み、貢献していきます。さまざまな環境変化を踏まえながら、グループ全体で持続可能な社会の実現と持続的な企業価値の向上を目指し、安全・安心な商品・サービスの提供と、地球環境や人権などの社会課題にも配慮した経営を行っていきます。

取り組み(1)ガスパック包装によるフードロス削減

山形ミートランドでは、精肉スライスをパッケージする際に、包装容器内の空気を食品保存に適したガス濃度に置換し包装する「ガスパック包装」を取り入れています。菌数の増加を防ぐため、一般的なラップ包装よりも保存日数が増え、フードロス削減に貢献します。また、気候変動への対応と循環型社会への貢献のひとつとして、プラスチックトレーの削減に取り組んでいます。プラスチックトレーは内容物の保護や品質保持の面から多く使われ、回収・リサイクルもされていますが、それに伴うエネルギー利用、CO2排出量が課題になっています。当グループでは、従来のトレーの機能性を維持しつつ面積を減らす取り組みを進めています。

取り組み(2)再生可能エネルギーの推進

地球温暖化の原因のひとつになっている、化石燃料によるエネルギー生成と消費において発生するCO2削減に貢献するため、太陽光発電システムを導入しています。環境にやさしい安全でクリーンな再生可能エネルギー活用を推進していきます。また、ドリームファームでは牧場から排出される牛糞を発酵させ有機堆肥をつくっています。堆肥は、牛の飼料となる稲藁を生産している地域の農家に提供し、資源の循環に役立てています。化学肥料や農薬の使用削減による水質汚染防止、地域資源を生かした循環型農業の推進に貢献します。

取り組み(3)県内学校への寄付と山牛への招待

Y’sクリエイトでは「子どもたちに、美味しい山形牛を食べてもらいたい」という思いから、児童養護施設・寒河江学園、山形学園へ寄付を行うとともに、子どもたちと職員を「焼肉名匠 山牛」に招待しています。地域の小学校には郷土料理「芋煮」に使う山形牛を贈呈し、地産地消などの食育の機会を創出しています。また、スポーツの力で人生や社会を変え、世界とつながり、未来を創る、という観点から、寒河江市と河北町に拠点を置く小・中学生の陸上競技クラブ『ETジュニア』を、スポンサーとして支援しています。地元プロサッカーチーム『モンテディオ山形』のイベント協賛スポンサーをするほか、クロスカントリー鈴木貴弘選手への寄付、山形県縦断駅伝への寄付、寒河江市マラソン大会へ景品提供も行なっています。

取り組み(4)教育事業-探究学習への取り組み

山形ミートランドでは、経営理念において従業員とその家族の幸福を探究しその実現に努める奉仕の心で社会貢献に努めることを掲げています。この理念に基づき、これまでもCSR活動として

  • 児童養護施設 寒河江学園様、山形学園様への継続的な物品寄贈

  • 学校給食への牛肉の提供

  • 牧場見学や食育活動の受け入れ

といった取り組みを行い、未来を担う子どもたちの応援を続けてまいりました。そうした活動を通じて、弊社が地域に育てていただいたことへの感謝の思いを常に大切にしてきました。近年では教育現場において「探究学習」のニーズが高まっており、地域や企業との協働による学びが求められています。私たちはこれまで培ってきたCSR活動をさらに発展させ、継続性と質を高めるために、探究学習を「事業」として位置づけることにいたしました。探究学習事業を通じて、命をいただく畜産や循環型農業、地域産業のリアルな姿を次世代に伝えることで、子どもたちの学びに貢献するとともに、地域社会への感謝と奉仕の心を具体的に形にしていきたいと考えています。

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