山形ミートランドとは?

山形牛の美味しさを全国、
そして世界へ。
はじめまして。
山形ミートランドの代表を務めております、大沼幸仁です。
この度は当社にご興味をお持ちいただき、心より感謝申し上げます。
私は1996年、「山形牛の美味しさをもっと多くの人に届けたい」という想いから、この会社を創業しました。
山形牛は、夏は暑く冬は厳しく冷え込む山形の地で、肥育農家さんが手間ひまをかけて育てる黒毛和牛です。
そのお肉は、美しい霜降り、赤ワインのような深い色合い、そして甘くとろけるような脂が魅力です。
この素晴らしい山形牛を、地元の方はもちろん、全国の方々にも味わっていただきたい。その一心で、私たちは枝肉の目利きによる卸売事業からスタートし、衛生基準の厳しい山形牛ユッケの開発、焼肉専門店「焼肉名匠 山牛」の出店、もち米肥育の山形牛を育てる牛舎「ドリームファーム」の設立、直販サイト「さがえ精肉」の運営と、事業領域を着実に広げてきました。

山形ミートランド
代表取締役社長
大沼 幸仁
そして近年、私たちが最も力を入れているのが、自社ブランド牛「幸生牛(さちうぎゅう)」です。幸生牛は、いわゆる“和牛”とは異なり、あえて血統にとらわれず、未経産の雌牛を1頭1頭、丁寧に育てあげた月間24頭しか出荷できないクラフトビーフです。脂のくどさがなく、旨み・食感・余韻のバランスに優れた、まったく新しい美味しさを持っています。
私たちはこの幸生牛に、「ブランド名」以上の価値を込めています。
日々の観察を通じて小さな変化に気づき、個体ごとにエサを調整し、牛の体型を理想に近づけていく。その繰り返しは、正解のない挑戦です。
「どうすれば、もっと美味しくなるか?」
「この牛にとって、いま必要なケアは何か?」
そんな問いと向き合い続けながら、私たちは今日も牛と、自然と、そして自分たちと向き合っています。
今、私たちは“食の未来”を共に切り拓いていく仲間を探しています。
経験の有無ではなく、挑戦したいという気持ちを大切にしています。
自分の手で育てた牛が、人の喜びになる――
そんな誇りある仕事を、私たちと一緒にやってみませんか?
山形ミートランドはこれからも、育てる・届ける・広めるという食のすべてのプロセスを、自分たちの手でやり遂げていきます。
日本国内はもちろん、世界へも。もっと多くの人に、山形牛や幸生牛の美味しさを知ってもらうために。その一歩一歩を、次のあなたと一緒に歩んでいけることを楽しみにしています。



企画営業


山牛

山形から世界へ
山形牛・そして和牛の美味しさを広めるべく、世界に向けての事業展開も開始しました。
現在、食肉業界では環太平洋連携協定(TPP)や少子高齢化の影響でグローバル化が進んでおり、当社でも山形牛や和牛の美味しさを海外の方にも広めるべく、台湾への輸出を始めております。

品質が高く安全管理の徹底された日本の牛肉は海外でも人気があり、特に高級肉である「和牛」は年々その人気が高まっています。
当社では既に、香港やタイなど台湾以外の国への輸出や、現地での加工品作りも視野に入ってきています。
山形牛の美味しさをここ山形から、世界に向けて広く発信していきたいと考えています。
安心・安全へのこだわり

当社では今日の衛生管理の基本となっているHACCPをいち早く導入。
品質や材料など加工過程全ての安全性が評価される有機JAS認定も受けています。
現在はISO22000取得に向けて社内の管理体制をさらに整備し、今よりもっと安全な商品を提供すべく取り組んでいるところです。
また厚生労働省による新基準設定後、生食加工の認定を日本で初めて取得いたしました。この基準は肉塊の殺菌や温度管理、細菌・微生物検査など、徹底した衛生管理が求められる大変厳しいものです。
現在でも国内に5社しかない生食加工認定工場の1つとして、山形牛の生食用のお肉を加工しています。
これから先もお客様から信頼され続けるよう、努力を惜しまず取り組んでいきたいと考えています。
肥育農家さんとのパートナー
シップを大事にしています。
私は農家の長男として生まれました。そして2013年には農業生産法人ドリームファームを設立、心をこめて山形牛を育てています。
そんな中で、生き物を育てるというのは、命をはぐくむということなんだなぁ、と当たり前のことに気づかされます。
365日、暑い日も寒い日も、ずっと世話をし続ける必要があります。時には病気になる時もあります。看病もしなくてはいけません。
美味しいお肉をつくりたいという信念の元、勤勉に美味しいお肉を作っている肥育農家さんに対して、強い賞賛の気持ちを持っています。
このような考えは、食肉卸である山形ミートランドを創業する時にも強く意識しました。
だから肥育農家さんとのパートナーシップを大事にしています。そして、もっと肥育農家さんのために何かできることはないか?
そのように考えて、山形牛専門焼肉店「山牛」では、肥育農家さんに主人公になってもらうために取り組んでいることがあります。
その日にお出ししている山形牛を育てた肥育農家のお名前をお知らせしているのです。

ほんのささやかなことですが、
・「この前、おまえんとこの肉、すごいおいしかったよ!」と言われてすごく嬉しかった。
・「自分の育てた牛の肉がお店に出る日を楽しみに待てるようになった」
と、肥育農家さんからもご好評をいただいています。
普段自分の作ったお肉の感想を聞く機会は全くない肥育農家さんに、喜びの声を直接伝えられる機会を設けたかったのです。
これからも、私達が肥育農家さんにできることを常に考え、実現していきたいです。
山形発信で、日本全国そして
世界の「食」に貢献
していきませんか?
食を通して、肥育農家さんにも、飲食店の方にも、一般のお客様にも関わることで、小さな喜びを積み重ねる事ができる会社にしていきたいと考えています。
実際に、山形牛の肥育からお客様へ美味しく食べてもらうところまで、全て当社で行うことが可能な体制になりつつあります。
食品加工から飲食、製品開発、販路開拓など様々なポジションの方を募集しております。
ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度お会いしましょう!

メディア掲載
2019.3.29
山形新聞「NIB フロントライン 山形ミートランド社長 大沼幸仁」[pdfファイル]