山形の食を、想いを、心を届ける
社屋の外観写真

管理・総務
ストーリー

世界と闘う工場へ。
ISO 22000を取得せよ。

PROJECT
STORY

担当者の写真

管理・総務部門Y.MIYAKE

食の安心・安全に対するニーズの高まりや、海外への事業拡大をふまえ、山形ミートランドでは衛生管理の国際規格である『ISO 22000』の認証を目指しています。
山形ミートランドを「世界と闘う工場」にするべく、日々力を注ぐプロジェクトメンバー。その中の一人、総務部門・三宅の取り組みをご紹介します。

業務風景

STORY01 世界で戦うために

業務風景
安心・安全とさらなる信頼を得るために。

総務部の三宅は総務の仕事をするかたわら、ある社内プロジェクトに関わっている。『 ISO 22000 取得 』だ。

ISOとは「国際標準化機構」を意味する International Organization for Standardization の略。名前の通り、国際基準を定めているものだ。

ISOには様々な種類があるが、「22000」は食品安全のマネジメントシステム。
原料・開発・生産・配送・販売に至るすべての工程が対象になっている、非常に幅広い認証である。

三宅は言う。
「2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、HACCPという、食の安全性確保の手法が義務化されたんです。他にも食品偽装とか、異物混入とかがありますよね。食の安心や、安全についての関心が強まっている中で、既に導入していたHACCPから、審査項目がより細かく、厳しい『ISO 22000』に切り替えたかったんです」

「あとは、山形ミートランドでは事業の海外展開も始まりつつあります。基準を国際的なものに切り替えたいなと。」

ISO 22000が認証されれば内部管理も強化される。
消費者や取引先、国際的な市場でも信頼性が高まる。

だが認証を受けるのはそう簡単なことではない。

書類を取り出す様子

STORY02 全員で取り組む

業務の風景
プロジェクトの重要性を社員全員で理解し、進める。

ISOの審査は、単純に環境だけではない。

システムがきちんと構築され、適切に運用されているかが審査される。

システムと言っても「このような時はこのように対処する」「こうなった時はこの人に相談する」という目には見えないシステムだ。
見えないものを規定するには、膨大な量の書類が必要となる。
それらを、ひとつずつ揃えていく。

「認証は工場全体が対象なので、書類はかなりボリュームがありますね。まずは現状を確認するための情報収集をします。情報を元に目標を作って、目標達成のためのマニュアルを作っていく、という流れです。」

「あとは、実際にそのマニュアルを運用してみてどうだったかという記録も必要です。」

審査時は、マニュアルやシステムの運用体制も厳しく審査される。
当たり前だが、きちんと運用できていなければ認証はもらえない。社内全体で行動に対する意思統一が必要なのだ。

場合によっては、これまで普通とされてきた行動や、慣例のようになっている行動も変える必要がある。このような場合、経験のある社員ほど反発も起きやすい。

反発はないのか。三宅に聞くと、少し笑って言った。
「それが、ないんですよね。ISO 22000が、私たちにとってどれくらい大切かということを、みんなしっかり理解しているんだと思います。こんな風に、社内一丸となってゴールに進めるのが、この会社のいいところですね」

インタビュー風景

STORY03 総務としての信念

計算業務の様子
認証がゴールではない

ISO 22000は、2020年までの認証を目指して手続きを進めている。

ISOは認証を受けて終わりではない。
その後も外部の人間による1年おきの維持審査、3年おきの更新審査が実施される。

三宅は言う。
「そもそも認証がゴールではないんです。認証を得ることで信頼を得て、販路を増やしたり。世界に事業を拡大したとき、きちんと競争できるようにするための認証です。」

「だから認証を受けても、それを維持できなければ意味がないんです。認証からがスタートだなと思っています。」

維持審査、更新審査を通過し、ISOを認証し続けるには、マニュアルやシステムを常に一番ベストな形に改善しなければならない。他の仕事もしながら常に運用体制を管理することになるが、三宅は大変さは感じていない。総務としての信念があるからだ。

「総務は縁の下の力持ちだと思っています。それぞれの部門の仕事がスムーズに進むよう、そしてその仕事に集中できるようにするのが私たちの仕事なので、つらいとか思ったことはないですね。忙しいなと思うことはありますが(笑)」

三宅は少し笑って続けた。
「今はまだ『山形ミートランド』ですけど、『世界の山形ミートランド』になれるようしっかり支えたいですね。もちろん、そうなってからも支えます。縁の下からですけどね。」

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